マスクにはいろいろなサイズがあります。コロナや花粉対策としてマスクをつけることは効果的ですが、ただマスクをつけるだけではなく、自分の顔にあったサイズのマスクをつけることが大切です。
家族で同じサイズのマスクを使っている人も多いかと思いますが、顔にフィットするマスクでないと、隙間から細菌やウイルス、花粉が侵入してしまいます。
マスクを購入する場合は、家族それぞれの顔の大きさにあった複数のサイズのマスクを用意しましょう。
自分に合ったマスクの見分け方
マスクから頬が出すぎている場合や逆にマスクが顔を覆い過ぎている場合は、サイズの見直しを行い、顔にフィットするサイズのマスクを選びましょう。また、毎日マスクをつけていると耳が痛くなる方は、幅広の耳ゴムや、やわらかい耳ゴムのタイプを選びましょう。
形状で自分に合ったマスクを探す
マスクには大きく分けて三種類の形状があります。
ひとつ目は昔からよく目にする平面的な「平型マスク」。ふたつ目は、プリーツ構造によって立体感を実現した「プリーツ型マスク」。そして人の顔の形に合わせてデザインされた「立体型マスク」と呼ばれるものです。
それぞれの形状のマスクには特長がありますので、使用目的や自分の顔にあったつけ心地のよいマスクを選ぶようにしましょう。
・平型マスクの特長
高い保湿力と保温性を持った昔ながらのガーゼマスク。天然素材である綿織物を使用しており、飛沫の飛散防止や保湿などの基本的なマスクの機能を兼ね備えています。
・プリーツ型マスクの特長
前面がプリーツ状になっているため、口の動きを邪魔しません。そのため、マスクをつけたまま会話してもマスクがずれにくくなっています。また、マスクと口の間が密着していないため、呼吸がしやすいのも特長です。
・立体型マスクの特長
人の顔の形に合わせてデザインされていることから、ぴったりとフィットするのが特長のマスク。また、プリーツ型マスクと同じようにマスクと口の間に空間があるため、マスクをしたまましゃべりやすく、呼吸もしやすくなっています。また口とマスクの間に空間があるので、口紅がつきにくいため女性におすすめのマスクです。
シーンで使い分けたいマスクの素材
コロナでマスクの需要が高まった現在では、ウレタン、布、不織布など、さまざまな素材のマスクが市販されています。呼吸のしやすさで考えれば、ウレタン>不織布となりますが、マスク本来の感染防止・飛沫防止の観点では、不織布>ウレタンです。
「人混みの中にいる」「人との距離が保たれている場所にいる」、などのシーンを考えてマスクを使い分けることが大切です。適切なマスクを選択して感染防止や飛沫防止などの対策を取りましょう。